カエルの楽園に触発されて書いてみた

ある寒い冬の日、僕は父のシンに話しかけた。

僕「寒くて勉強が手につかないよ。暖房しようよ。」

シン「確かに寒いな。カンパニはどうしてる?」

僕には2人の兄がいて、カンパニは下の兄だ。

小説家をしているが、最近は印税が入ってこない。

僕「兄さんはずっと布団に入ったままだよ。」

シンは暖房を入れてくれた。

  * * *

しばらくして僕はカンパニに言った。

僕「兄さん、そろそろお仕事しようよ。」

カンパニ「まだ寒い。」

僕「綿入れが大安売りなんだって。着てみれば。」

ブラックの店は庶民の味方だ。

カンパニ「みんな俺の小説を読む気分じゃないんだ。」

兄はすっかり仕事熱が冷めてしまったようだ。

  * * *

暖房を入れてから何時間もたったがまだ寒い。

帰ってきた上の兄が言った。

カツヤ「バカだな。暖房入れても暖かくはならない。」

僕には上の兄の言いたいことが分からない。

でも僕は知っている。なぜ暖かくならないのか。

家の暖房は「弱」に固定されている。

母ザイームの命令でシンも逆らえない。

僕は思う。暖房を「強」にしたら部屋は暖かくなる。

カンパニも小説を書き始めるだろう。

印税が入れば暖房代くらい払えるのに。

外は吹雪いてきた。

寒い日々はまだまだ続くだろう。

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